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を89年に設けた。町の振興について助言を求め、屋久島のPRをしてもらうのがねらいだ。現在11人を任命している。
こうした応援団の存在は島にとって、心強い味方である。
2 提案
(1)環境教育のフィールドに
屋久島には、自然から学ぶ教材が多い。屋久島環境文化財団は、これまでも上屋久町の田舎浜でウミガメの産卵の様子を観察したり、特産のサバ節工場を見学して漁業関係者から海の利用の話を聞いたり、といったプログラムを組んできた。これらをさらに広げたい。
現に、島を訪れる人は、自然について強い関心を持っている。環境庁が94年8月に実施したアンケート調査によると、来島の目的は、「観光レジャー」が40.2%、「登山や主に森林、山岳の観察」が37.3%だった(図表7)。観光に加え、登山や自然の観察などを目的としている人の多いことが分かった。自然そのものの観察だけでなく、保護活動の体験なども大事な環境教育である。ゼロエミッションをめざす島の暮らしそのものの体験も環境教育につながるだろう。
図表7 今回の来島目的

(2)入山者の規制も
世界遺産に指定後、縄文杉を目当てに登山する人が増えている。根を踏みつけ、樹皮をはがすひともいた。このため、屋久島営林署は、96年に縄文杉から5mほど離れたところに展望台をつくり、杉に直接触れないようにした。ヤクスキランドなどは、5月の連休や夏休みの間は観光客を運ぶ車が列をつくる。島全体でごみの量も増えている。
こうした実態から、入山規制や環境切符の導入が課題になっている。鹿児島県
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